ここ1週間でまた寒さが増してきましたね。いよいよ冬の到来という感じでしょうか。
季節の移り変わりとともに海神支部にも変化が訪れました。海神支部の若き指導員のヒナ先生が就職のためにしばらくの間、お休みすることになりました。(柳心舘では現在は指導員という呼称ですが、私個人が“先生”と呼んでしまっていた為、ここでは呼び慣れたヒナ先生とさせて下さい。)
私がヒナ先生と初めて会ったのはのは2年半程前でしょうか。明るい笑顔で体育館に入って来た先生は、ちょうど、学業の節目を終えてカンバックされた時でした。その時の印象はどこにでもいる可愛らしいお嬢さんという感じだったのですが、道着に着替えて再び現れたヒナ先生にその虚像はすぐに壊されるのでありました。
その時はまだ茶帯だったと思いますが、その技のキレと蹴りの美しさ高さに、ただただ圧倒されたのを覚えています。空手に限らず何かが上手な人って、その努力の影が見えてきますよね。先生の空手も若さとか運動能力とかはではない鍛錬の積み重ねが感じられる空手でした(偉そうにすみません)。
でも、先生が本当に素晴らしかったのは技だけではありませんでした。立ち居振る舞い、周りへの気配り、空手に向き合う姿勢、どれを取っても倍以上歳を重ねているこのオジサンが頭の下がってしまう思いでした。
子供達に対しては良きお姉さん、いつも優しく(時に厳しく)、丁寧に空手の楽しさを伝え、親でも手を焼くワガママっ子達を一生懸命指導して頂きました。
一方、話は理解できるが体が着いていかない我々オジサン達に対しては、褒めるそして適度な目標を設定してくれると言う、理想の上司的な振る舞いで、モチベーションを上げてくれるのです。
じゃじゃ馬の我が娘を見ていますので、どうしたらあの年であのような振る舞いができる子に成長出来るのかといつも感心していましたが、生来の素直さと空手を通して身に付けた部分もあるのかなと勝手に考察してしまうのでした。
それでもオフの瞬間には、先生の年齢らしい表情や振る舞いもあり、そのギャップに少し安心したりもしていました。きっと稽古の時は先生なりに意識し努力されていたのかと思い、また感心してしまうのでした。
これから、就職に向け色々な局面に立ち向かう事になるかと思いますが、先生ならあの空手の型のように、真っ直ぐにキレ良く乗り越えていくんだろうなと、安心感すら覚えてしまいます。
環境が落ち着いたら、また戻って来て頂けるのとの事でしたので、少し(いやだいぶ)寂しくなりますが、それまで海神支部をしっかりと盛り上げていきたいと思っています。また、指導してもらえるのを楽しみに待っていますよ!!
最後に、この日記のタイトル、B級映画の様な安っぽい感じもありますが、ヒナ先生の輝かしい未来への応援の言葉として送らせて頂きたいと思います!
ヒナ先生、頑張って!!みんな応援していますよ!!
管理人T.K.
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